「もうこんな歳だし」なんて思って アレもコレも諦めてたんだっけ。３０にもなってない小娘が何を 生意気に悩んでたんだろうねｗｗｗとか思うと、とりあえず何でも挑戦できる気になれる

「まあ、立てるわ！自分でトイレにいけるなんて！！」から始まり、

と片付け開始。体が自由に動くことを満喫しながら掃除。

家で適当に済ます場合は、漬物でご飯食べたりせんべいかじって
「ああ、やっぱり自分の歯でぱりぱり食べるのが一番おいしい･･･」と満喫、

他人になりきるため適当になりがちな掃除の基準が上がる上、

別バージョンとして、他人のおばあさんじゃなくて
「何十年後かの自分の精神と入れ替わる」妄想もあり。

「そうそう、この頃の私はすぐ『もうこんな歳だし』なんて思って
アレもコレも諦めてたんだっけ。全く、３０にもなってない小娘が何を
生意気に悩んでたんだろうねｗｗｗ」
とか思うと、とりあえず何でも挑戦できる気になれる。

長文すまそ。
久しぶりにちょっとばあさんになってくるよノシ

使えないものはザクザク処分し、思い出のつまってそうな遺品は

「本当はもっとたくさん保管できればいいのだけれど・・・」

ごくごく最小限を残して処分する。

時には私生活のかかれた日記やエロゲなども出てくるが、

出来るだけ換金し、市の負担を減らさねば赤字は年々ひどくなる。
故人様の生活した痕跡を消す勢いで処分しながら、
「人の最後はどう生きるかで決まってくるのだなぁ」としみじみ思う。

目についた汚い箇所は、清掃業者に引き渡す時の為にメモしておき
「さて、私の仕事はここまでだ」と立ち上がりでていく。

GJ

みたいな。
ちなみに父は元気です。

wwwwwwwwwwww

「晩ごはん何～？」と言いながらキッチンへ。
シンクの中は洗い物が山積み。ごみも溜め込んでる。
そんな様子をテレビカメラは構わず映し続ける。

突撃となりの晩ごはん・・・恐ろしすぎorz

調味皿→ふん…雑魚どもめ。
小皿→今、何かしたか？
茶碗類→ほお、人間にしてはやるようだな（ご飯粒のこびりつき）
コップ→女は殺さない主義、と言いたいが、

あいにくメスは別でね。（高いグラスは別）

平皿→抵抗してみろ、つまらんからな。
大皿→くっ…この私に傷を負わせた…だと…！？
鍋→貴様ら、絶対に許さん！！（焦げ付き）
中華鍋→もはや星などどうでもよい！これは私のプライドの問題だ！

全部乾いたら、星の統治者として適材適所に人材を配置する。

掃除機をかける時はどこかの部隊の軍曹になる。
（階級とか用語とか適当）
出撃の時刻が迫る。
はねっかえりの女性従軍記者にインタビューを受けながら、

― 嫌だと思ったことは？

― あなたはなんのために戦いに行くの？

「世間は分業でね。俺たちが汚れ仕事をして国を守り、
あとの連中には国を花や笑顔で飾っていてもらう。」

― ……
「お嬢さん、早いとここんな仕事はやめるんだな。
あんたみたいな美人にはいつも笑っていてもらいたいもんだ」
口説き文句をさらっと言い捨てて出撃。

吸い込みが弱くなってフィルター掃除のランプがついたら
「軍曹！補給物資が尽きました！」

ガコンッとフィルターを装着して
「さっきの俺とはひと味違うぜ！パーティーの再開だ！」
こんな調子で掃除を進め、全部屋終わったら
「軍曹！全地区制圧しました！」

これで軍曹モード終了。次は台所で女性記者モードになって

とか心でつぶやきながらシチューを作る。

ちなみに貧乏神は物陰・ホコリ・カビ・汚れが大好きなので
それらを失くすと逃げていく。
貧乏神は昔からなじみある名前だけどキレイ神って言わないよね。
なんかそういう神様いないかな。トイレのうすさま明王さまみたいに。
部屋に座っておっとりしてお茶をのんでるイメージなんだけど。
時々貧乏神にイジられてるのであわてて振り払ってる。
お茶にホコリが入らないように頑張る。